TAKEFU(竹布)製品開発の軌跡

第三回 竹のキッチンクロス

2001年~2004年の間は、ボディタオル(ノーマル、ベビーソフト)、そしてベビーソフトと同じ生地で1/2サイズの洗顔クロス、それに加えてキッチンクロス(台ふきん、食器洗い)の2種を加えたのみの商品で3人の社員が千駄ヶ谷の1ルームマンションで、資金繰りに苦しみ、借金を重ねながらも開発を進めました。

●キッチンクロス ~ 大切なコンセプト商品 ~

今回の『河の流れのように』の主役はこのキッチンクロスです。『食器洗い』は洗剤の使用量を従来の1/3に!台ふきんは、子供を食中毒から守りたい!というのが商品開発の目的です。TAKEFU繊維の特長を生かしたこのキッチンクロスはナファ生活研究所の企業としてもこの上なく大切なコンセプト商品です。食器洗いが定価280円(税抜き)、台ふきんが380円(税抜き)、円安の荒波をかぶりながらも、生活必需品の基本アイテムとなるこの2点の価格を現在まで上げることはしませんでした。

●キッチンクロスプロジェクト ~ 川をキレイにすることは自分の血液をキレイにすること ~

2003年に商品化したキッチンクロス、特に『食器洗い』は、今年2016年にスタートするキッチンクロスプロジェクトの主役となっていきます。2003年よりイメージしていましたが、ついにその時が来ました。農薬を使用することなく育つエコ資源である竹を原料として活用し、生産の過程で使用する薬品はその多くをリサイクルし、環境を汚染しないよう当初より最大限の努力をしています。

そして、このキッチンクロスのコンセプトがキッチンクロスプロジェクトの『川をキレイにすることは自分の血液をキレイにすること』というスローガンにつながっていきます。

発売以来、全国の生協や自然食品店を中心に着実に愛用者を増やしているキッチンクロスはTAKEFU繊維で作るガーゼ地を3枚重ね合わせた生地で、速乾性にも優れた大変衛生的な製品です。さらに、使用する洗剤は従来の1/3以下、すすぎが早く、水道水の使用量も減り大変経済的という優れものです。そして何よりも従来のスポンジとは異なり、触れているだけで手から全身に心地良さが伝わり、食器洗いが終わる頃には、全身がまるでマッサージされたかのように緩むのです。

一日の終わりの食器洗いが、今までのような苦役ではなく、心身が安らぐ癒しの時間となり、そのまま至福のTAKEFUの寝具に包まれる睡眠の時間へと導かれていきます。TAKEFU第1号商品のボディタオルで入浴をしながら、洗顔をしながら、そして食器を洗いながら、自分と向かい合い、心を磨くお手伝いが出来ることを大変嬉しく思います。

●TAKEFUKIN(タケフキン)の誕生

TAKEFUKIN(タケフキン)で川をキレイにしよう!
~川をキレイにすることは自分の血液をキレイにすること~

山に降る雨や雪が川や地下水となり海に注いでゆきます。太陽に温められた水は水蒸気となって雲をつくり、再び雨や雪となり循環してゆきます。

私たちは、その川や地下水の水を頂くことで生命を保つことができるのです。一人一日平均約240Lの水を私たちは使用します。その生活排水で川を汚さないこと、それが生命を保つ大切な水を守ることにつながってゆくのです。

『川をキレイにすることは自分の血液をキレイにすること』

この意識を皆さまと共有したいと私たちは考えています。

なお、このTAKEFUKINの製作に関しては各地の障がい者就労支援施設の個性豊かなメンバーたち及び福島の仮設住宅に避難しておられる方々に依頼し、その方々の収入、さらに生きがいの創造へと深めてまいりたいと思います。