TAKEFU(竹布)製品開発の軌跡

第八回 TAKEFUブランドの誕生

2016年10月12日、この日は私がTAKEFU SHOWROOM in NY. ニューヨークでのTAKEFUショールームオープン準備の為に米国に向け旅立つ日です。

代替医療の世界にTAKEFUを伝える為に、その先進の国々への窓口として選んだのがフランスのパリ。ショップのオープンを2017年9月にイメージしていましたが、それに先立ち米国ニューヨークの中心であるマンハッタンにご縁を頂きました。

これから先は米国から欧州という展開になるに違いありません。今年、2016年はTAKEFUが海外へと巣立っていく、大変重要な年となります。

●TAKEFUに籠めた想い

そして『 河の流れのように 』も、2007年へと年を刻んでまいります。この2007年は製品もさることながら、「TAKEFU」というアルファベット表記のブランド名が決定した年でもあります。

それまでの「竹布」という漢字をメインとした表記をアルファベットにすることで、TAKEFU自身に世界への自由な拡がりを委ねるという形になったのです。

●重要なキーワード

製品もさらに深まりを見せ、ベア天竺というTAKEFU95%、ポリウレタン5%、伸縮性のあるインナー生地が完成しました。製品としては八分袖インナー、タンクトップ、キャミソールの3点です。ここでもTAKEFUが要求したこととして、それまではTシャツ、ソックスに於いてナチュラルとブラックの2色展開だったところに、桜色のピンクが加わりました。それ以降も、そしてこれからも重要な意味を持つTAKEFUに於ける桜色(ピンク)のデビューでした。

この年には、前年に発売したリブ編みのおやすみソックスと同じ編み組織で作るニットマフラーもありました。その製品開発のきっかけになったエピソードがあります。

私たち大人はソックスと言われると足に履くものだという固定観念があります。しかし子どもは違います。子どもは心地良さという本能に従い行動するのです。

ある時、会社に子ども連れでいらしたお客様におやすみソックスのお話をしていたところ、横に据わっていた娘さんが、このソックスに触れた瞬間、「きもちいい~!」とマフラーのように首に巻かれたのでした。その時の嬉しそうな笑顔が開発のヒントになりました。

 

 

「きもちいい~!」

 

TAKEFUの秘密を解き明かす最も重要なキーワードがこの言葉なのです。この2007年の12月には、10年近く経過した今でも、再生産を切望されている伝説の製品があります。それが慈布(じふ)シリーズ、このお話は次回に致します。ご期待ください。